浜名湖観光>たきや漁

たきや漁 浜松市雄踏(ゆうとう)

 「たきや漁」というのは、浜名湖独特のかがり火漁です。夜、湖の浅瀬に漕ぎ出して、湖底を照らしながら、見つけた魚やカニを銛(もり)で突き刺したり、カブセ網を魚にかぶせたり、すくったりして捕まえる漁法です。昔は松明を用いたので「焚き・や」と呼ばれたという説があるようです。

 浜名湖は水深1mほどの遠浅が続き、波も穏やか、また太平洋と接しているため淡水と海水が混ざり合う汽水湖(きすいこ)です。そのため魚の種類や漁獲量が豊富なのです。

「たきや漁」の漁期
4月から12月頃までの日没頃から漁が始まります。一般の人が体験できるのは5月15日から9月末までです。漁師さんと懇意になればそれ以外の日程でも船を出していただける場合があります。

観光たきや遊船

浜名湖雄踏では、この「たきや漁」を一般の人も体験できます。 船1隻につき原則大人4名までで、漁は日没後から90分ほどです。

準備するもの
漁に使う道具は、ライフジャケットとともに、すべて用意してあるので、特に準備するものはありません。ただし獲れた魚を持って帰る場合は自分たちでクーラーBOXや氷等を用意する必要があります。

服装など:多少の雨でも出航する場合があるので、雨が降りそうなときは雨具等の用意をしてください。夏場でも夜の水上は肌寒いです。上着等の防寒対策が必要です。また、動きやすい服装、水しぶきなどがかかっても平気な服装がいいでしょう。

「たきや漁」に使う道具
・突き棒(モリ)…長さが約4m、先が6~10本に分かれたものです。
・カブセ網…水底の車えびや魚にカブセ、獲物をからませるものです。「たきや漁」体験のときは漁師さんしか使えません。
・タモ網…いわゆる虫取り網のような感じで、水面の小魚、エビなどをすくいます。

たきや漁の流れ

1.予約をします。

2. 浜名漁業協同組合雄踏支所前に、日没1時間前を目安に集合します。駐車場は無料。

3. 漁場に近づくと船頭さんはエンジンを切り、静かに手漕ぎで船を寄せ、船の舳先(先端)に立ち、ライトで湖底を照らします。

4. お客さんも銛(もり)を持って船の前の方に立って準備します。(立てるところがすごいですが、それだけ波が静かなんですね!)

5. 船頭さんが「ここ」とか「そこ」とか教えてくれるので、90分の時間いっぱい漁にチャレンジしてください。時期や天候により獲れる魚の種類や漁獲量は違いますが、おおむねよく獲れるようです。万が一、自分たちでは獲れなくても、経験豊富な漁師(船頭)さんが食材は確保してくれるようです。

6. 漁だけのコースならここで終了です。獲れた魚などを傷まないように持ち帰りましょう。

調理付のコースの場合は、たきや亭に移動し、獲れた魚を調理してもらうことになります。

「たきや漁」(要予約)の申し込みは、
たきや組合遊船部
TEL:053(592)2260 FAX:053(592)2260、 受付時間(月~土曜日 PM1時から5時まで) 
予約開始は4月1日からです。
乗船場所:浜名漁業協同組合雄踏支所 TEL/FAX:053(592)1063 

料金:調理付き 30,000円 約3時間 1船あたり(原則大人4人まで)
    調理なし 27,000円 約90分  1船あたり(原則大人4人まで)
※船頭付き貸切船なので、1人でも同じ料金となります。
こどもさんが乗られる場合は安全確保のため人数などに制限がありますので、公式HPで(たきや組合遊船部)確認して下さい。

2014年9月更新


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